ユーコーコミュニティー世田谷支店の藤野です。
みなさんはご自宅の屋根の色は何色か、すぐに思い浮かべられますか?
屋根は普段あまり目に入らないため、気付いた時には大きな損傷を受けているおそれもある場所です。
屋根で起こりやすい損傷として挙げられるのが「屋根の変色」です。
もし屋根を見てみて、ご自身が認識していた色と違っていた場合は屋根に異変が起きているかもしれません。
今回は、屋根の変色についてユーコーコミュニティー世田谷支店が解説しましょう。

屋根の変色はなぜ起こる?
屋根の変色は、塗装によって張られた塗膜が傷むことで起こります。
放っておくと屋根自体が傷んでしまい、他の症状も引き起こすおそれがあるため、早めの対処が必要です。
では、どんな理由で塗膜が傷むのでしょうか?
塗膜が傷む原因:経年劣化
屋根の塗膜が傷む原因の一つは経年劣化です。
紫外線や雨風にさらされ続けることで塗膜が弱ってしまいます。
経年劣化として現れる主な症状は次の3つです。
・色あせ
紫外線によって塗膜の油分が飛び、顔料だけが残ると雨で流されてしまい、色あせが起こります。
・カビやコケ、藻の発生
塗膜が弱り、防水機能が下がった屋根材は雨水を吸い込みはじめます。
ジメジメした屋根材はカビやコケ、藻が繁殖しやすいです。
コケや藻は乾燥すると黄色や茶色になるため、サビたように見える場合があります。
・サビの発生
ガルバリウム鋼板などの金属屋根や、屋根の一部に金属を使っている場合は、塗膜が弱るとサビが発生します。
赤や茶色などに変色している場合は、サビの発生が原因である場合が多いです。
塗膜が傷む原因:施工不良
屋根塗装をしてから1~2年ほどしか経っていないのに変色している場合は経年劣化とは考えにくく、施工不良を疑う必要があるでしょう。
主に起こる施工不良は次の2つです。
・塗料の扱いを間違えた
屋根塗装に使う塗料には様々な種類や仕様があり、屋根材との相性や扱い方もそれぞれ違います。
使用できる屋根材、希釈剤や希釈率、乾燥時間などを間違えると変色したり剥がれたりします。
・塗装時に「縁切り」作業をしなかった
スレート屋根の場合に起こる施工不良として多いのが縁切り忘れです。
スレート屋根は構造上、屋根材同士が重なる部分は空間が開いており、雨水の通り道になっています。
塗装するとこの空間がふさがってしまうため、皮スキやカッターなどを使い、塗膜を切らなければなりません。
屋根の変色にはどう対処する?
屋根の変色を見つけたら、どう対処したらいいのでしょうか?
・経年劣化の場合
変色の原因が経年劣化である場合は屋根塗装を行います。
塗膜が弱ると防水機能が下がるために様々な症状が出てしまうので、塗装によって塗膜の機能を回復させてあげましょう。
放っておくと屋根材が欠けてしまうなど、大きな損傷につながるため、危険です。
・施工不良の場合
屋根塗装を行ってすぐに変色が起きた場合は、塗装をした業者に問い合わせる必要があります。
問い合わせの前に塗装工事の保証書を手元に用意しておくとスムーズです。
その際、保証期間をしっかり確認しておきましょう。
変色の原因は実際に見てみないと判断できないため、業者に問い合わせ、現状を見に来てもらいます。
現状確認が済んだら原因や対応方法について説明を受けます。
保証の対象になるのか、費用は発生するのか、いつごろ作業をするのかといった細かい部分もよく確認しましょう。
施工不良について対処する際のポイント
施工不良による屋根の変色に対処する際は次のポイントに注意しましょう。
・感情的にならない
屋根塗装の施工不良は、場合によっては家全体の強度に影響します。
そのため、つい感情的になって「今すぐ直せ」「弁償しろ」などと迫ってしまうこともあるでしょう。
しかし、それでは冷静な話し合いができなくなってしまいます。
施工不良といっても、どの工程でミスが起きたのかはすぐにわかりません。
また、どう対処するのか、その方法についても双方が納得できる提案ができるような落ち着いた話し合いが必要です。
・施工業者と連絡がつかないおそれもある
屋根塗装を行った業者が悪質業者だった場合は、ほぼ間違いなく連絡が付きません。
また、施工業者がすでに倒産や廃業している場合も、連絡を取ることは難しいでしょう。
こういった場合、いくら保証書があったとしても意味がなくなってしまいます。
別の業者を探し、点検や補修を依頼しましょう。
屋根の変色原因は様々で、実際に見てもらわなければ原因の特定は難しいものです。
安易な判断で補修しても結局直らなかったり、もっとひどくなってしまったりするおそれもあります。
「屋根の色がおかしい気がする」「変色しているかもしれない」と感じたら、まずは点検を依頼しましょう。
ユーコーコミュニティー世田谷支店でも屋根の点検やメンテナンスを承っていますのでお気軽にご相談ください。